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いびき外来・
睡眠時無呼吸症候群
当院の
いびき外来について
習慣的ないびきは、「睡眠時無呼吸症」と関連するケースも少なくありません。
また、睡眠中におこることから、本人にはほとんど自覚がありませんが、無呼吸・低呼吸の状態は「首を絞められた時と同じ」ような状態であり、放置すると命に関わる病気へと発展する恐れもあるので注意が必要です。
日本睡眠歯科学会の
認定医・指導医による診療
当院では、特定非営利活動法人 日本睡眠歯科学会(JADSM)より認定を受けた歯科医師が診療を担当しています。
睡眠歯科医学における先進的な知識と確かな証拠に基づく、より専門性の高い治療を、患者さん一人ひとりの症状やご希望に合わせてご提案させていただきます。
こんな症状に
お悩みではありませんか？
- いびきがうるさいと言われる
- 朝起きると喉が痛かったり口が乾いていることがある
- 息苦しくて目が覚めることがある
- 慢性的な睡眠不足が続いている
上記のような症状は「睡眠時無呼吸症候群」によるケースがあります。
睡眠時無呼吸症候群
（SAS）とは？
習慣的ないびきは、「睡眠時無呼吸症」と関連するケースも少なくありません。
睡眠時無呼吸症とは、気道（鼻やのど）が何らかの理由でふさがってしまうことで、睡眠中に繰り返し呼吸が止まり（10秒以上の気流停止）、眠りが浅くなる状態を指します。
睡眠1時間あたりの無呼吸回数が5回以上で睡眠時無呼吸症候群とみなされます。
重症度の分類
無呼吸と低呼吸の合計回数をAHI（Apnea Hypopnea Index＝無呼吸低呼吸指数）と呼び、この指数により重症度を分類します。
| 重症度 | 呼吸停止 の回数 |
AHI |
|---|---|---|
| 軽症 | 5～15回 | 5≦AHI＜15 |
| 中等症 | 15～30回 | 15 ≦AHI＜30 |
| 重症 | 30回以上 | 30≦AHI |
睡眠時無呼吸症候群
による主な症状
まず代表的な症状が、激しいいびきです。いびきは何かしらの原因により気道が狭くなることで生じる症状であり、その状態がさらに進むと気道が閉じた状態、すなわち睡眠時無呼吸となります。そのため習慣的ないびきは、この病気の兆候ともされています。
睡眠中に無呼吸状態を繰り返すことで眠りが浅くなり、睡眠不足が日常の生活や仕事に支障をきたすケースだけでなく、慢性的な呼吸障害による酸素不足から呼吸器系や循環器系にまで弊害をもたらし、結果として、高血圧や心疾患、脳梗塞にもかかりやすくなります。
睡眠時無呼吸症候群
の原因とは？
睡眠時に舌が喉のほうに押し込まれ、気道が塞がってしまうのが主な原因です。
顎の骨格が小さい方、首が太く短い方、肥満の方など体型・体質的に気道が塞がりやすい方に起こりやすくなります。
歯科的治療で
改善を図れます
睡眠時無呼吸症候群は、閉塞型・中枢型・混合型の３つのタイプに分けられますが、その9割以上は閉塞型です。閉塞型の睡眠時無呼吸症候群は、ほぼ100%のケースでいびきを伴い、また、いびきをかく人のうち、少なくとも1～2%が睡眠時無呼吸症候群があるというデータも報告されています。
閉塞型の睡眠時無呼吸症候群は、歯科的治療を行うことで改善を図ることが可能です。
